稲嶺知事 政府案基本合意

ebi

2006年05月12日 00:22



普天間移設 辺野古問題 

アメリカ世界戦略 キャンプシュワブ巨大軍港計画

今日、仕事中もちょこっとした時間にネットでニュースをチェック。
うちに帰ってから、本土、沖縄、それぞれのニュースをチェックしました。

おおよそ予想通りのニュース内容でした。

全般的に感じるのは、 やはり本土のニュースでは あまり深く掘り下げていない。
あまり、騒がず、ただ坦々と話が進んでいる過程を伝えているだけでした。

いままで、できる限り本土の新聞、特に読売と朝日を読んできましたが。
記事が出て、読めば読むほど 読売はなるべく騒がず政府の話の運びやすいように情報操作して記事を書いている。  朝日は市民レベルで誰もが思うこと、個人個人がいろいろと考えなければならないと言うことを、提言しているような記事が多い。

自分がそんな記事を見ていて感じることは、 やはり今回の米軍の世界戦略基地再編にはどうしても沖縄北部が入っていて、アメリカの言いなりの政府としては一応その線で今回は話をまとめなければならないこと。 
そのなかで、沖縄のできる限りの基地削減、その上政府としての沖縄に対する協力を最大限にしたい。  バランス的に名護市とは同意し、市民と沖縄県は反対しているというバランスをそのまま維持して、アメリカの言いなりになりながらも、これからのシュワブの計画変更、後々の削減を目指す。
アメリカ軍のみならず、県にたいしてもかなりの予算を割く覚悟のため、本土の人間にはスムーズに事が運んでいるように報道操作し、事を荒立てないようにしている。  
そんなバランスなのかな? という感じが最近の率直な感想です。(あくまで希望的観測ですが・・・)

一番理想的なことは、 アメリカに何も言えず、とりあえずいまの方向で順調順調としながらも、シュワブの拡張を今回の合意書どおり、閣議決定前には地元、県との協議をしながら 遅らせ、縮小し、現在ある滑走路を再舗装するくらいに留め、  なおかつ、優先して返還された基地等は政府が責任を持って復興、開発する。 
 
そして、一番避けなければならないのは、シュワブをアメリカの世界戦略のための拠点として、この先また何十年も固定して使わせてしまうこと。 それだけはなにが何でも避けなければならない。
このことだけには、日本国民全員の世論を使って断固阻止しなければならないことだと思います。

いま、この流れから自分が願うことは、 小泉首相の後継になる方は、 小泉総理が誰になんと言われようと靖国にこだわった(まあ、これも党内のコントロールの為でしょうけど。)ように、 時期総理には、 靖国ではなく、沖縄にこだわって 削減はあっても新たな基地はもってのほかという考えで行ってもらいたい。  

アメリカに敗戦していまだに何もいえない。ならば、せめて、人として  沖縄にあれだけの悲惨な体験をさせ、いまだアメリカに生け贄として差し出している沖縄を、また新たにアメリカに生け贄として基地を負担させる。 
アメリカに敗戦国としてなにもいえないにしても、 沖縄に新たな基地、それだけは人として、国として許されない、そんなことはできない。    そのくらい、そんな当たり前のことくらい、いくら怖いアメリカにでも言えるでしょう。   ねえ、次期総理さん。   おねがいします。 言ってくださいね。

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